くすの木の二番手として質問させて頂きます。
地方分権と市民生活の安全・安心について
1.分権によるまちづくり
地方分権一括法が7月に成立し、475本という非常に大きな改正が行われました。 地方分権の推進は、明治維新、戦後の改革に次ぐ、第三の改革とも位置づけられ、非常に大きな改革の予感がします。 自治省では、地方分権の成果を十分にあげるために、地方公共団体における行政改革や、自主的な市町村合併の推進などに、積極的に取り組んで行くとしています。 本来、地方分権の意義は地方自治の実現であると考えます。地方自治は民主主義の原点であり、憲法にも保障されている基本的なことであります。 地域のことは、地方公共団体が自主性・自立性をもって、市の判断と責任の下に地域の実情にあった行政を行い、住民自らが自らの地域のことを考え、地域住民が主体的に治めていくこと。すなわち住民自治の確立。このようなシステムづくりと、住民の意識改革が大切であると思います。 そこでおたずね致します。市民が生活の中に生きる甲斐を見いだすように、地方分権を積極的に取り込み、地域の実情やニーズに沿った個性的な平塚らしさを追求するような、まちづくりあるいは行政づくりを展開して見ませんか。 又、そのための最大の努力は、特例市になることだと思いますが、特例市への申請は検討されていますか。 そして来年の4月以後、一番現実的な話の中で、国から県へと国から本市へと様々な権限移譲が行われた中で、平塚市役所はどの様に変わって行こうと思っていられるのかお伺い致します。
2.開発と建築許可
毎議会にマンション建設にかかわる請願が、多数提出されます。 ある日突然、降って湧いたような話で市民生活がおびやかされます。エゴでなく頭でわかっていても、日照権や景観であったりビル風であったりで、それまでの市民生活が侵害されます。 それと同時に、法律によって建築許可を出さざるを得ない役所があります。どちらも、法律によって板挟みにあっている被害者です。 又、こんな例もあります。これは住民の反対などで、出店を見合わせたのですが、パチンコ店の出店申請に対して、法律的には反対する理由が何も見あたらない状態で、唯一の方法が、競合するパチンコ店が出したであろう、形ばかりの歯医者の出店申請であった事。 国道129号線の話なのですが、大型のゲームセンターも合わせてパチンコ通りと名付けたくなるような乱立状態です。 なすすべのない市役所にいらだつ市民。やるせない職員。この構図は何とかしなければなりません。 そこでお伺い致します。今回の、地方分権一括法の成立によって、特例市の権限移譲を受ければ、都市計画法等の中で、かなりの市の主体性・独自性が発揮出来るのではないかと思われますが、本市のご見解を伺います。
3.防犯と非行化防止
本年度、平塚市は警察庁から地域安全活動パイロット地区に指定されております。それに加え、平塚市防犯協会が10月にその活動が認められ、全国防犯功労団体賞を受賞されています。 日頃の活動に敬意を表するものですが、10月8日の神奈川新聞の表彰理由を見ると、首を傾げます。 財政面など地区防犯協会の基盤整備促進、自治体や警察との協力体制の充実など、とのことですが、まだまだなすべき事がたくさんあるように思います。 そこでお伺い致します。財政面、他市では各家庭から徴収している所もあるやに聞いていますが、他市の状況と本市としての考えをお聞かせ下さい。又、地区防犯組織において地区内の各種団体とのネットワークの状況をお知らせ下さい。さらに、本市と平塚警察署の協力体制が、どのように取られているのか伺います。 非行化防止については、9月議会において我がくすの木の青木議員から、青少年補導員において愛護補導活動に愛護相談活動もすべきと質問致しましたが、警察とのネットワークの中で、少年補導員の活動に見習い、あるいは交流を図るなかで、活性化を試みてはどうでしょうか。 年々、青少年の犯罪が増加し凶悪化している昨今、青少年が多数たむろしている夜の紅谷町通り、浮浪者が酒盛りあるいは寝泊まりしている夜の駅地下道。怖いと思いませんか。 まちの顔である中心市街地が、怖かったり、気味悪かったりでいいのでしょうか。今こそ、防犯と青少年健全育成が手を取り合って、大人が皆で本気になる時ではないでしょうか。
4.少子化対策
これまでの福祉の視点だけでなく、より幅広い視点から子どもを安心して生み育てられるような施策が重要です。 若い世代の親への支援、すなわち保育サービス、男女平等社会の推進、多様な生き方が出来る市民参加型社会などが求められています。 そこで伺います。保育事業について、保育施設の拡充による待機児の解消について、零歳児保育、一時保育などの拡充について、どうお考えでしょうか。 平塚市は本年度、青少年健全育成の年と位置づけています。 青少年健全育成フォーラムの中でパネラーの猪俣 祥先生が、冒頭やっと私たちの出番がやって来た。と、おっしゃいました。 非行少年の生育史を見たときに、幼児期の親とのかかわりに、問題がある場合が多く、保育園・幼稚園の役割を見直そうと言われています。 フォーラムのテーマのように、大人がそれぞれの持つ役割を果たし、力を合わせ、今できることからやって行くべきと思います。 幼児の子育て支援を市民レベルで考えた時、子育ての先輩として、近所のおばちゃん的なアドバイスが出来るような地域づくりが出来ればと思いますがどうでしょうか。 それともう一点、市立幼稚園における幼保の一環教育、あるいは併設などは、どうお考えになりますか。 これらの事柄に配慮をして、少子化対策臨時特例基金の運用についてお願い致します。
5.介護保険(杉山)
公的介護保険開始にむけての準備について伺います。 急ぎ過ぎて、きちんとした公正な審査が行われているかと、いささか気掛かりな点もあります。 また、65歳以上の人達からの保険料の徴収延期など、現場の混迷を招くような厚生省の指示、スタートする以前から実施後の苦労が予想されます。そのようなことを心配しながら、質問致します。 ケアマネージャー、ホームヘルパー等の人材確保、人材の育成について 10月1日より始まった認定作業等から推測される要介護者数にたいして、対応できるだけの人員、すなわち、実際に必要とされる人数との差異は、どのようなものでしょうか。 また、質的にも充分な人材を確保できているのでしょうか。 スタート時より日にちがたつにつれて、要介護者の数は増えて行くものと思われますが、そのための人材の育成について、市としてはどのような方法を考えているのでしょうか。 民間事業者の介護事業参入について 多くの民間事業者が、介護サービス事業に参入してくるものと思われますし、実際の所、民間事業者の抱える人的資源の使用を前提に、制度の実施計画が成り立っていると思います。 このような状況の下で、平塚市では要介護者にたいして、これらの事業者・・NPO団体を含めて・・の紹介や、案内をするというようなことを考えているのでしょうか。 民間事業者の多くは、当然のことながら、利益を追求した事業展開をはかるものであります。 したがって、その経営者の介護あるいは福祉事業に対する姿勢によってサービスの内容、要介護者への接し方など、大きく変わってくることが考えられます。また、利益を得やすい分野にかたよった事業が展開されることも、あり得ることだと思います。 要介護者にとって、介護を委託する業者の選定は、非常に重要な問題であります。 したがって、要介護者に対する案内情報の提供は、大変重要な作業であり、正確かつ詳細でなければなりませんが、同時に、各事業者に対しても公正な情報でなければなりません。 要介護者への事業者の、紹介や斡旋等を考えているとしたら、その方法を示して頂きたいと思います。
6.防災体制
平塚市では、いろいろな団体、組織との間で、災害救助協定を結んでいますが、同時に、市として次のような点について、どのように把握しているのか伺います。 飲料水の確保について 平塚市内には多くの高層建築物があります。これらの高層建築物には、たいてい受水槽や高架水槽が備えられており、常に、ある程度の水が溜まっているはずです。これらの水を、非常時に使用することは、可能なのではないかと思われます。 こういった受水槽、高架水槽等がどの地域にいくつあり、またその貯水量、使用できる可能性等をどのように把握し、防災計画に組み込まれているのか伺います。 土木・建設業者の協力について 土木業者・建設業者では、業務に使用する各種作業車を所持しています。 市では災害発生後、どのような作業が必要とされ、そのために、どのような作業車を、その作業車のオペレーターの確保を含めて、何両確保できるものと想定しているのでしょうか。回答をお願い致します。 「自らの身は自らが守る」「みんなのまちはみんなで守る」が防災の基本です。 救援の初動は、72時間と言われています。3日間を2日にする努力はしなくて良いのでしょうか。 私たちは地震を起こすことも、起こさないことも出来ません。私たちに出来る事は備えをすることだけです。 市民は3日間生き抜くために、自主防災組織の強化およびそれを支援する防災ボランティアの組織化などをするべきだと思います。 仕掛けづくりおよび市民意識の高揚をはかるなどの、行政支援をお願いをしたいと思います。
7.環境問題
市は、すでに環境基本条例を制定し、環境基本計画を策定されました。さらには、ISO 14001の取得に向けて努力をされています。 その前向きな姿勢に敬意を表するとともに、具体的な取り組みに期待をする者であります。 一般的に環境問題というと、市民は水とか土、空気、それに食品とかリサイクルを考えます。しかし、環境基本計画にあるように、市民生活全般におよぶのが環境で、環境市民が行政や事業者と一体となって、生活環境や自然環境、都市環境、地球環境の保全に貢献していくことです。この事が、10年間の計画の中で、着実に実行されていくよう、ご努力をお願い致します。 市民に理解しやすいのは、生活条例であり、市民生活の安全・安心基本計画ではなかったのかと思いますが、どうでしょうか。 鳥獣の保護と同時に、市民生活の安全の上から、銃猟禁止区域の設定についても大切な事です。 本市における環境基本計画の中での取り組みについて伺います。 禁止区域の設定方針が、相模川以東は禁猟、以西については市街化区域は禁猟、それ以外は個別に判断と言うのが県の方針のようですが、本市の現状の中で、市街化調整区域の猟区とされている区域にも、多くの市民の生活があります。まして、学校などの施設が10位あります。 今後、鳥獣保護という観点と、市民生活の安全・安心という観点での、本市としての姿勢について伺います。
8.共生・協働のまちづくり
人が共にいきいきと生きる。共生の概念は、福祉とか教育、環境問題などによく言われます。 人が人として生かしあう、生かされあうということは、地方分権を推進することによってできるであろう住民自治、市民参加型社会の本質であり、まちづくり全般に言える大事なことであります。 その事が、協働のまちづくりであると思います。地方分権一括法の制定を最大限いかして、市民生活が安全で安心なまちづくりを、市民本位の行政を模索すべきであると思いますが、どうでしょうか。 市民の側から見れば、自ら考え自ら治めていく自治を実現していくためには、自己責任のとれる市民でなくてはなりません。 そのためには、福祉にとらわれないあらゆる分野でのボランティア意識の高揚が必要です。 市民活動を推進するための、ボランティアサポート協会の設立及び活動拠点の整備についての進捗状況についてお伺い致します。 住民自治、市民参加を考える時、ボランティア活動の組織化および支援は、全庁的な取り組みだと思います。 財政のきびしい時代のまちづくりとして、ソフトへの重点施策、予算化なども考えて見たらどうでしょうか。
平塚の教育
2002年、新しい教育課程によって平塚の教育が変わるそうです。 中央教育審議会の答申によって、その指針が示されていますが、学校現場の改革と同時に教育委員会も変わらなければなりません。 むしろ教育委員会が変革することによって、学校現場における教育改革が円滑に、あるいは効果的に進められると思いますが、どうでしょうか。
1.国際化の中の教育
国際化の中で、真の国際人として世界に貢献できる教育が大切であります。この国際教育のために、平和とか人権とかが使われます。 もちろん、平和教育も人権教育も大切です。 しかし、昨今の学校現場を見ると、多数の外国生まれの子どもたちの姿を見る事が出来ます。 市内の小中学校に、外国籍の児童・生徒が何人位いるのか。また、どのような国籍なのか伺います。 生きた教育がそこにあると思いませんか。 国際的視野に立った地球市民の育成と、国際社会の中の日本人としての教育とあるように思いますが、どう指導しているのか伺います。
2.日本人としての誇り
平成10年7月、教育課程審議会における答申で、特色ある学校づくりを進める必要があることを指摘しています。 本年8月13日、国旗及び国歌に関する法律が公布されて、即日施行されました。この国旗国歌法の法制化について、どのように評価されているのか伺います。 また、学校現場の行事において、日の丸、君が代をどう取り扱ってこられたのかお伺い致します。 卒業式において、中央ステージ方式の学校があります。 この中央ステージ方式は、賛否両論あろうかと思いますが、国旗の取り扱いについて今後はどうなるでしょうか。 国旗国歌法の制定以後、多くの議論が新聞紙上をにぎあわせております。神奈川県教育長は、国旗掲揚・国歌斉唱に関する、校長の職務命令に服さない教職員を、地方公務員法上の懲戒処分の、対象にするとしています。 今後、国旗掲揚・国歌斉唱について、どう指導していくのかをお伺い致します。 国際化社会に生きる子どもたちとして、日本人として誇りのもてる教育、平塚市民としてふるさとを愛する心の教育、こんな教育が、特色ある学校づくりの前の、普遍な教育として、平塚の教育の指針を、示す必要があるのではないでしょうか。
財産・誇りとしての湘南ベルマーレ
1.広域行政への足掛かり
我らがベルマーレ平塚は、来季より湘南ベルマーレとして、活躍の場所をJUに移すことになりました。 ホームタウンも、平塚を中心に、広域な行政区としていくこととなりました。 しかし、平塚が本拠地であることは間違いありませんが、ベルマーレのもたらす夢は、必ずや他市の人々からも、まちの財産、市民の誇りとして受け入れられると思います。 市民球団として、他市の人々と共に手を取り合って支援、応援することは、将来来るであろう分権型社会の中での広域連合に向けた、草の根の市民活動になると思います。 ベルマーレの転機を前向きに捕らえれば、組み合わせは後日に譲るとして、市町村合併をも視野にいれた、広域行政への地ならしと受け止める事が出来ると思いますが、いかがでしょうか。
2.スポーツ文化の構築
Jリーグの理念や構想は素晴らしいと思います。壮大な百年の構想をあげています。 フジタの撤退によって、湘南ベルマーレという市民球団として、J2からの再出発になりますが、6年あまり試行錯誤の上蓄積してきた、ノウハウがあります。 そしてなにより、今度は降って湧いた話でなく、まちの意志として存続を決めたのだから、やりがいもあります。 仕切り直しのときに、ホットプランの重点目標にもあがっている、「ベルマーレ平塚を通じたスポーツ文化の創造」について、過去の事業展開などを踏まえて、あらためて見つめ直して見るべき時だと思います。 そしてスポーツ文化への投資が、高齢者問題、青少年の健全育成、市民生活のうるおいに至るまで、必要不可欠、かつ有効な手段であることを、市民に理解をさせるべきであると思います。 ベルマーレは、一民間企業であるというような議論はやめにしませんか。それより、本市としても別の形での支援の方法を見つけるべきだと思います。 平塚競技場にナイキなどの企業の冠が付くのは、公共団体として契約などに、何か難しさがあるのでしょうか。お伺い致します。 本市としても、前向きな姿勢で、市民のためになる「湘南ベルマーレを通じたスポーツ文化の創造」について、市民活動を側面からサポートするような施策について模索して頂きたいと思います。