1,平塚市介護予防行動推進指針について
先日、「元気でいつまでも長生きできる毎日をめざして」というタイトルの指針が出されました。 高齢者などができる限り要介護状態に陥ることなく、健康で生き生きとした生活が送れるようにするための介護予防の推進は、改訂平塚市老人保健福祉計画の中で重点目標であります。 2020年には4人に1人が、2050年には3人に1人が老人という超高齢社会になると予測されております。国においても、介護のための社会的負担などを減らすことによって、より健康な社会を目指すことが、21世紀の大きな課題であると言われております。 そんな中、本市においても改訂老人保健福祉計画、介護予防行動推進指針が次々と示されたのですが、健康と生きがいに満ちたふれあいのある湘南の都市の実現に向けた、介護予防の推進は、市民やまちにとって、大変重要な施策であると思います。 健康づくりは、「ひとりひとりが、らくに、つづけていくことが、かんじんです」の通りに、市民一人ひとりが、毎日の生活の中で自らの努力によって成り立ちます。しかし、介護予防という観点の施策と市民が出会う事によって、協働が生まれます。指針の中で、行動1から6までの多くの具体的な事業名、担当課でわかるように、全庁的な取り組みによって、全庁における全ての事業において、健康と生きがいに満ちたふれあいのある湘南の都市の実現という、基本コンセプトがある事によって、本当の意味での協働に結びつき、結果、介護予防につながると思います。ご見解をお伺い致します。 視点を変えれば、本市は湘南ベルマーレというプロサッカーチームを有しているまちとして、Jリーグ百年構想である地域に根ざしたスポーツ文化の確立を目指すべきだと思います。文化とは生活であります。スポーツ文化とは、スポーツが生活の一部となる事です。平塚市高齢者実体報告書によれば、健康管理に気をつかっている事で、食べること、運動、生活習慣のうち、体を動かす事の値が低いという報告もあります。スポーツが文化として根付いてないことの証でもあります。まちの財産を生かした施策の展開について、見解を求めます。 さらに言えば、中学校における部活動の減少についてです。学習指導要領の上で、総授業数980時間ぶんの90時間の体育の授業だけで、成長段階の子どもの運動として、不足している事は衆知の事実です。鉄は熱い内に打てと言う通り、この時期での適切な体の発達は、介護予防の観点からも大変重要です。老人保健法の対象年齢が40才からですが、指針の中でも介護予防対象者を、40才以上としています。市の施策として、介護予防にとらわれずに市民の健康づくりとする事が、より介護予防に成果をあげる事と思いますが、見解を求めます。 介護予防が重要である観点で、あえて苦言を呈すれば、痒い所に手が届きすぎてはいけない、と言う事です。介護が必要ないと誤解は避けたいが、介護がいきすぎる事によって、自分の健康は自らが継続的に、と言う前提が崩れ、要介護者が増えてしまうという、悪循環も考えられると思う。ご見解をお伺い致します。
2,教科書採択について
本議会におきまして、再三質問されてきましたが、教科書検定が終了し、教科書の展示がされ始め、いよいよ大詰めです。そこで質問致します。本議会において過去一年間、同僚議員たちとの多くの議論が、どのように検討され、どう実現されてきたか。あるいは、どのような検討の結果うまくいかなかったのか。そして、8月15日までの短期間ですが、今後の見通しについて質問致します。 昨今、メディアに多くの中国や韓国からの、教科書に対する記事がのります。国定教科書制の中国や韓国からの、まだ検定中の段階での度々の修正要求に、内政干渉ではないのかとの思いと、ある種の懸念を感じます。歴史的に見ますと、教科書に対する3度目の外圧です。昭和57年と61年と今回です。昭和57年、検定基準に近隣諸国条項を追加し、昭和61年、検定終了後の超法規的修正をしました。こんな日本政府の姿勢と流れの中で、教科書があり、教育があったと思います。新学習指導要領に、歴史学習の目標として国民としての自覚を育てる、という従来の文言に加え、我が国の歴史に対する愛情を深め、という文言が新たに加わった、背景がここにあると思います。 今、日本は普通の国になろうとしています。教科書に取り上げられている事は事実であるが、切り口によって事実は色々な事実がある。子どもたちをどう育てたいか、取り上げる事実によって違ってきます。明日をになう子どもの教育にふさわしい教科書を、ふさわしい教育とは何かを、採択前にしっかりと議論して欲しいと思います。本議会において採択された請願項目を重視し、時代の要請に耳を傾けて、聞くべき声を間違えないようお願いをして、合わせてご見解をお伺い致します。